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起業してみる / ビジョン

起業した。今した。ふざけていはいない。いま、起業した。

別に、会社を設立する必要もない。税法上の恩恵はあるかもしれないが、会社を設立していなくても、顧客から仕事の依頼があれば、顧客がお金を払ってくれれば、仕事はできる。なので、会社は設立しない。起業って、簡単だ。

問題は、顧客がいないことだ。顧客がいないということは、仕事の依頼がなく、従って収入が得られないことだ。起業したのに、なんてことだ。

世の中の起業は、顧客を確保してから独立したり、投資家に事業のプレゼンをして資金を得たり、ということをする。しかし私には私を高く評価してくれる顧客はいないし、熱く語れる事業ビジョンも持っていない。

ところで私は、会社勤めである。サラリーマンだ。妻と子供もいる。仮に顧客がいて仕事の依頼があったとしても、やはり起業には傾かない。そんな先行きの不透明なことをして、家族を路頭に迷わせることはできない。

そこで、今回の起業にあたって、次の方針を考えた。

  1. 税制上有利になるまで、会社組織にしない
  2. 人を雇わない
  3. 固定費を増やさない
  4. 現金主義
  5. ニッチ市場に徹する
  6. 売上が現在の収入の3倍以上になるまで、独立しない

1: 当然である。ちなみに今のところ開業届も出さない予定である。なんといっても、顧客がいないのだから、、

2: 人を雇わない。これも当然である。それなりに予想できる売上がない限り、無理である。もし人手が必要になったら、妻と息子 (小学生) を駆り出そう。

3: 固定費を増やさない。なんせ、まだ売上がないのだ。継続的売上がなければ、固定費を支払う能力すらない。

4: 現金主義。運転資金がないのだから、事前にお金を貰わなければ何もできない。逆に、支払いも現金である。こうすれば、後から支払いができずに各所に迷惑をかけることもない。

5: マーケットはニッチ市場を狙う。当たり前だが、資金的・実行力的にマーケットを絞らないといけない。どれくらいニッチかというと、中小企業が参入するのをためらうような規模の市場をターゲットとする。

6: 巷でそう言われているので、、仮に年収が500万円なら、年商1,500万円なったら独立してもよいことにする。多分独立しないけど、、

(2016.09.06)

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